【2022最新版】ブロックチェーンの基本と種類を徹底解説します!

ブロックチェーンには大きく分けて三つの種類に分類できます。
ブロックチェーンの特徴として、管理者が存在しないことが前提とされていましたが、本記事で紹介する3種のブロックチェーンの中には、管理者が存在するものもあります。

また、これからご紹介する3種のブロックチェーンに数多くの組織や、企業から各々ブロックチェーンが提供されているため、その配置関係(ノード配置)やメリット、デメリット、特性も踏まえて皆さんに知っていただけたら幸いです。

BLOCK CHAIN

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    目次

                                                     
    1. ブロックチェーンとは
    2. ブロックチェーンの仕組み
    3. ブロックチェーンの種類

    ブロックチェーンとは

    ブロックチェーンとは

    ブロックチェーンとは複数の情報を記録するデータベースの技術の一種です。
    データをブロックと呼ばれる単位で管理して、それらをチェーンのように連結することでデータの更新や修正などの情報を保管する技術を意味します。

    ブロックチェーンでは、同様のデータを複数の場所で管理する特徴を持つことから、「分散型台帳」とも呼ばれています。

     

    ブロックチェーンの仕組み

    ブロックチェーンの仕組み

    ブロックチェーンでは、データを保管するブロックに加えて、過去に生成されたブロックの内容であるハッシュ値も格納しています。

    過去のデータ(ハッシュ値)も含めて連結して情報を管理していくのがブロックチェーンの仕組みの概要になります。

    ハッシュ値の詳細については、「ハッシュ値とハッシュ関数|ブロックチェーンに使用される暗号技術」でも詳細を解説していますのでこちらも参考にしてみてください!

     

    ブロックチェーンの仕組みについては、以下の記事で詳細を解説しています。

    【知らないと損する?】ブロックチェーンの仕組みを徹底解説!!

     

    ブロックチェーンの種類

    ブロックチェーンの種類

    ブロックチェーンには3つの種類があることを前述しました。ここでは以下のブロックチェーンについて概要を解説していきます。

    • パブリックブロックチェーン
    • コンソーシアムブロックチェーン
    • プライベートチェーン

    パブリックブロックチェーンとは?

    パブリックブロックチェーンを形成するネットワークは、誰でも自由に参加可能であることから、全体の母数が不明であり、悪意を持つノードもネットワークに参加している可能性があります。

    パブリックブロックチェーンとは?

    特徴

    • 管理者の有無:無し
    • 参加者:不特定多数
    • 利用料が発生する。

    利用料に関して、代表的なものがビットコイン、イーサリアム、など仮想通貨があり仮想通貨を受けの渡しに際して手数料が発生致します。

    • ノードの配置:世界中全ての人がノードを持てる
    • 用途:暗号資産サービスを作る場合は不特定多数向け、パブリックブロックチェーンを使います。

     

    パブリックブロックチェーンの代表例「Ethereum」(イーサリアム)

    パブリックブロックチェーンで代用的なブロックチェーンといえば「Ethereum」(イーサリアム)が挙げられます。

    ヴィタリック・ブテリン氏が19歳のときに考案した「Ethereum」(イーサリアム)は、Etherという暗号資産が使われており、こちらの資産を利用する場合Etherを利用料として支払う仕組みです。

    そして、何よりの特性としてスマートコントラクトが載せられる一番有名なブロックチェーンでもあります。

    関連記事:スマートコントラクトとは? 仕組みや事例・メリット・デメリットを解説

    コンソーシアムブロックチェーンとは?

    コンソーシアムブロックチェーンとは?

    複数の企業や組織によって形成され、こちらのブロックチェーンの参加には承認者の許可が必要です。
    人によってはエンタープライズと呼ばれています。

    特徴

    • 管理者の有無:有り
    • 参加者:特定多数

    コンソーシアムブロックチェーに参加するには、管理者に了承を得る必要あります。

    • 利用料金:基本的には無料
    • ノードの配置:各々の企業がノードを持って情報を共有する。
    • 用途:主にBtoB(企業間)での契約等に使われる。企業間での取引では、秘匿性が高いデータが多いのでパブリックよりかは閉鎖的な
    • コンソーシアムを使います。

     

    コンソーシアムブロックチェーンの代表例Corda

    Cordaはアメリカのニューヨークにある企業「R3」(R3CEV LLC)金融への2014年に設立しました。

    プライバシーの確保の目的と、二重消費といった不正を防ぐ仕組みが特徴的で日本でも有名な「みずほ銀行」など、200以上の企業が参加しています。

     

    プライベートチェーンとは?

    プライベートチェーンとは?

    プライベートチェーンは、専用で使うチェーンになり、共有という意味ではあまり効果を発揮されないブロックチェーンです。
    実質は、パブリックとコンソーシアムの2種類がブロックチェーンの大別となります。

    特徴

    • 管理者有り
    • 参加者は個人or企業
    • 利用料は無料
    • ノードの配置:一つの組織が何個かのノードを立てて情報を共有する。
    • プライベートはそもそもブロックチェーンの特性を消してしまっているので、実用性は高くないといえます。※ただし、エキシビションやプレに使われ本番前の試験的な使われ方をすることが多いです。

     

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