【ブロックチェーンとはそもそもなに?】ブロックチェーンについて深掘りしてみた
ブロックチェーンとは? い:まず今日は「ブロックチェーンについて」始めていきましょう。
メタバースや仮想通貨などそれぞれの意味を知ってはいても、その関係性を明確に理解している人は少ないのではないでしょうか。
メタバースと仮想通貨は密接な関係にあるのですが、その理由をこの記事で説明してます。また、おすすめのメタバース関連仮想通貨を10種類紹介するので参考にしてください。
メタバースと仮想通貨の関連性を説明するうえでは、NFTが重要な要素となります。
NFT(Non-fungible-token)とは、「非代替性トークン」のことであり、改ざんしにくい電子証明であるという特徴を持っています。アートやゲームなどのデジタルデータにNFTを紐づけることによって、唯一無二の価値があることが証明できます。
メタバース上ではNFTが扱われることが多く、その取引のために仮想通貨が使用されることが一般的です。具体的には、メタバース上で造られたアートやゲームなどのデジタルデータにNFTを紐づけることで固有の価値を付加することができます。
そのための手段として仮想通貨が必要であるということです。なお、NFTに関する特徴や仕組みについては、次のページにて詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
【初心者必見!】NFTとは?特徴や仕組みをわかりやすく解説します!
メタバース関連の仮想通貨を選ぶ際には次のポイントが挙げられます。
メタバース関連の仮想通貨を探すうえでは、メタバースの将来性や規模感を把握しておくことが重要です。長期間メタバースを保有して利益につなげるためには、将来性や規模感を十分に調べておかないと、目先の価格変動に左右されてすぐに売ってしまうケースが多くなるからです。
しかし、将来性を把握していれば、今は多少損をしても将来的には利益につながるといった意識を持つことができ、結果的に長期保有しやすくなるのです。
メタバース関連の仮想通貨を探すうえでは、その仮想通貨の使い道や開発の進み具合を調べましょう。
調べるポイントとしては、時価総額が100億円を超えているか、開発において資金提供をしてくれる企業が存在するかなどが挙げられます。これらのポイントを把握することで、投資先の判断をミスする可能性が低くなるのです。
仮想通貨はその種類によって、取り扱いをしている取引所が異なります。
そのため、仮想通貨を選ぶうえで必ずどの取引所で取り扱いがあるかどうかを確認するようにしましょう。なお、仮想通貨を選ぶうえでは、国内取引所における取り扱いがあるかどうかを確認することも重要です。
ちなみに、仮想通貨の取引は、必ず国内取引所でないといけないわけではなく、国内でも海外取引所を利用できます。しかし、国内取引所で取扱いがあれば、余計な手間を省くことができるでしょう。また、国内取引所は実績がわかりやすいので、その分安心して利用できるでしょう。
仮想通貨を選ぶうえでは、その仮想通貨の時価総額やチャートも重要な要素になります。仮想通貨は株と同じように時価総額があり、「通貨の市場価格×発行数量」で計算できます。
時価総額は常に変動しており、時価総額が大きい仮想通貨であればあるほど取引量が多くなります。取引量が多い仮想通貨は必然的に需要が高まるのです。
メタバース関連の仮想通貨にはいろいろな種類があります。ここでは特におすすめの仮想通貨を紹介していきます。
仮想通貨名 | プライス(2022年11月) | 取り扱いのある取引所 | |
ETH | イーサリアム | 176,470 JPY |
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ENJ | エンジンコイン | 45.77 JPY |
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MANA | マナ | 63.62 JPY |
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SAND | サンド | 84.73 JPY |
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AXS | アクシーインフィニティー | 1,012.79 JPY |
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ATLAS | スターアトラス | 0.376544 JPY |
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DOME | エバードーム | 0.317886 JPY |
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BLOK | ブロックトピア | 0.4JPY | 海外取引所のみ |
WAXP | ワックス | 13JPY | 海外取引所のみ |
THETA | シータネットワーク | 130.69 JPY |
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ETH(イーサリアム)は、時価総額ランキングにおいてビットコインに次いで世界第2位と、多くのユーザーがいる仮想通貨です。ETHの大きな特徴は処理速度が早いことです。ETHではスマートコントラクトを実装したことから、処理速度が遅いというビットコインが持つ課題を解決しています。
また、ほとんどの仮想通貨取引所での取り扱いがあることから、取引所を確認する必要がありません。ETHは、NFTマーケットプレイスやメタバースにおいてもっとも多く使われている仮想通貨です。
ENJはオンラインゲームのプラットフォーム「Enjin Platform」の中で使用できる仮想通貨です。2009年に創業した、ゲームコミュニティ企業としては老舗のEnjin Pte.Ltd.が運営しています。
ENJはゲーム開発者向けの仮想通貨で、ゲームアイテムをトークン化することにより、自分のゲームに取り込むことができます。ブロックチェーンの知識がなくても、トークン化しやすいのが大きな特徴です。
サムスンやMircosoftといった世界の大手企業と提携しているなど注目度が高く、今後さらに需要が高まることでしょう。
MANA(マナ)は、NFTゲームであるDecentralandにおいて使うことができる仮想通貨です。Decentralandは、土地を購入するなど創作活動を進めていけるという特徴があるゲームです。
企業からも注目されており、大きく価格が上がる可能性が十分にあります。例えば、CoincheckではDecentralandを使ってメタバース都市の建設を進めています。
さらに、2021年に大手オークションハウスであるSotheby’sがバーチャルギャラリーを設置し、世界中でDecentralandが話題となりました。
SAND(サンド)は、ブロックチェーンを活用したNFTゲームであるThe Sandboxにおいて利用されている仮想通貨です。ソフトバンクなど大手企業が投資をしていることでも知られ、アメリカの有名歌手であるスヌープ・ドッグ氏はゲーム内に家を作ってライブを開催しています。
AXS(アクシーインフィニティー)は、世界中で楽しまれているNFTゲームであるアクシーインフィニティにおいて使われている仮想通貨です。ベトナムを拠点としている企業が運営しており、NFTのキャラクターであるアクシーを育成したり、他のプレイヤーから借りることも可能です。
アクシーインフィニティーをプレイすることで収益を得て、それで生活をしているユーザーがいるほど、注目度が上がっている仮想通貨です。
ATLAS(スターアトラス)は、メタバースゲームであるStarAtlasでの取引に必要であり、非中央集権的な動画サイトを構築することができる仮想通貨です。
プラットフォームを分散することにより、さらに高品質で速い動画の閲覧が可能です。StarAtlasは高品質なグラフィックに定評があり、戦闘シーンは映画並みだという評判です。
DOME(エバードーム)は、火星をイメージしたメタバースゲームであるEverdomeにおける取引に必要な仮想通貨です。ゲームをプレイしながら建物や土地のNFTの取引を行う際にドームを使います。
また、建物や土地に広告を設置して、収益を得ることも可能です。EverdomeはDecentralandやSandboxと違い、よりリアリティのある空間が舞台となっているのが特徴です。
BLOK(ブロックトピア)は、21階建ての高層ビル型で、高クオリティのグラフィックで造られているメタバースです。正式なリリース前でありながら大手取引所がテナント出店しているなど、すでに注目されています。
また、「教育と娯楽」をコンセプトとしており、学ぶ、遊ぶ、創る、稼ぐといったジャンルに特化しています。「学ぶ」といったコンセプトがあることから、仮想通貨の取引をしたことがない人でもおすすめです。
WAXP(ワックス)は、アイテム売買サイトであるOPSkinsがリリースしているオンラインゲームで使われるアイテムの分散型取引プラットフォームです。
ゲームで使われるアイテムなどのNFTがWAXで取引できます。複数の会社と提携していることから、キング・オブ・NFTとよばれることもあります。セキュリティシステムが充実していることから、スムーズにアイテムの取引が可能です。
THETA(シータネットワーク)は、管理者のいない非中央集権を特徴とした動画配信ネットワークです。
ネットワークの中で利用できる仮想通貨もTHETAです。THETAは管理者がいないことから、収益が一ヶ所に集まらずユーザーが収益を得やすい仕組みです。THETAは他にも、メタバースに必要な立体映像機材の開発を進めています。
メタバースは世界中でも需要が高まっていることから、関連仮想通貨の値段が一時期高騰しました。現在価格は下がりつつありますが、将来性が高いことから今後また価格が上がることが見込まれます。
メタバース上ではNFTを扱っていますが、NFTの取引をする場合は仮想通貨が必要になることが一般的です。このようにメタバースと仮想通貨には強いつながりがあります。
なお、メタバースを導入するためには、仮想通貨の選択が重要です。仮想通貨を選ぶときは、将来性や国内取引所で使っているかなど注意するべき点がいくつかあります。
次のページでは、おすすめの仮想通貨取引所ウォレットについて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
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