ブロックチェーン・チャリティとは?メリットや活用例から未来を予測しよう
ブロックチェーン・チャリティとは?
メタバースETFとはメタバース市場に分散投資できるのが特徴のETFであり、現在注目が集まっています。近年では参入企業が年々増えたりメタバース環境の整備が進んだりするなど、今後さらに成長が見込まれている分野です。この記事では、メタバースETFが注目される理由やおすすめの銘柄を紹介します。
ETFとは、投資家から集めた資金をまとめて、資産運用をしている専門家が分散して投資を行う商品です。メタバースETFは、アバター制作やメタバース空間作成などメタバースに関連したビジネスをする企業に特化しているのが特徴です。
メタバースETFを利用することで、投資家は専門知識がなくても、定期的に利益の還元を受け取れます。メタバースETFには大手企業も参入しています。特にFacebookやApple、任天堂、Disneyといった大手企業が参加していることからも、現在、注目されているビジネスであることがわかります。
メタバースETFはインターネット環境があれば誰でも参加可能であり、ビジネスやエンターテインメントなどジャンルが幅広いことから、今後さらに需要が高まっていくことでしょう。なお、メタバースの概要については次のページにて解説しています。
メタバースとは | 仮想世界が実現?ブロックチェーンとの関係も解説
メタバースETFに注目が集まる理由としては、次の3つが挙げられます。
メタバースETFは今後も成長が見込まれています。総務省の資料によると、2021年のメタバースの市場規模は4兆2,640億円ですが、2030年には78兆8,705億円と、およそ20倍に市場が成長すると予想されています。
2022年現在では、ゲームなどのエンターテインメントビジネスが主な内容となっていますが、今後、学校教育や商品の実演販売、オンライン会議、バーチャル旅行などさまざまなジャンルにおいて利用されていくことでしょう。
また、ユーザーが気軽に参加できるようになってきたことから、今後さらにユーザーが増え、それに伴ってメタバースETFの価値も上がっていくことでしょう。
メタバースETFに注目が集まる要因の1つに、メタバース環境の整備が進んでいることが挙げられます。メタバースはインターネット環境さえあれば、世界中どこからでも参加可能です。さらに、通信環境の整備が進んでおり、世界におけるインターネット普及率は年々上がっています。
現在インターネット普及率が低いアジアやアフリカなどでも今後環境が整うようになると、さらにメタバースユーザーが増えると予想されています。将来的には世界中どこに住んでいても、メタバースでコミュニケーションをとったり、学生が教育を受けたりできるようになり、メタバースのニーズがますます高まっていくことでしょう。
メタバースETFに参入する企業は年々増え続けています。2021年にFacebookがMetaプラットフォームズに社名変更をおこなったのをはじめとして、任天堂やMicrosoftなど世界を代表する企業が次々とメタバースETFに参入しています。
ビジネスに強い企業や有名なキャラクターを展開している企業などが参入していることにより、それぞれの企業のファンやユーザーもメタバースに呼び込まれています。
メタバースETFを購入する方法として証券会社を利用する必要がありますが、現在、国内の大手証券会社では取り扱われていません。そこで、おすすめなのが外資系のIG証券を利用することです。
さらに現物で投資したい場合は、アメリカのネット証券であるFirstradeがおすすめです。Firstradeは日本から口座開設ができ、取引手数料や口座維持手数料が無料です。さらに、アメリカ上場の株やETFに制限なく投資できます。
メタバースETFは参入企業が増えるとともに銘柄が増えており、それぞれに特徴があります。ここでは、おすすめの人気銘柄を5種類ご紹介します。
メタバースETFの銘柄 | 構成銘柄 | 特徴 |
eMAXIS NEO バーチャルリアリティ | メタプラットフォームズやエヌビディアなど20種類 | ハードウエアを多く扱っている |
ラウンドヒル ボール メタバースETF | Meta、Microsoftなど44種類 | 純資産がもっとも多く、購入している投資家が多い |
グローバルX メタバース ETF | Tencent、任天堂など40種類 | 国内唯一のメタバースETF |
テーマ投資folio VR | エレコムやソニーグループなど11種類 | 株式の比率を設定できる |
Subversive Metaverse ETF | Metaなど | アクティブ運用 |
eMAXIS NEO バーチャルリアリティは、eMaxisシリーズのメタバース版であり、メタプラットフォームズやエヌビディアなど、2022年時点で20銘柄を扱っています。ハードウエアを多く扱っている点が特徴であり、楽天証券やSBI証券でも購入できます。
ラウンドヒル ボール メタバースETFは、メタバースETFの中ではもっとも純資産が多く、購入している投資家も多い銘柄です。MicrosoftやMetaなど44銘柄で構成されており、日本国内ではサクソバンク証券で取り扱っています。
グローバルX メタバース ETFは国内唯一のメタバースETFであり、大和証券グループや大和アセットマネジメント株式会社が出資しています。2022年4月に設定されたばかりですが、すでに任天堂やMetaなど最大40銘柄で構成されています。
テーマ投資folio VRとは、AI技術を活用したマーケット予測とテーマ投資folio VRならではのグローバルな運用によって投資の質を上げるロボアドバイザーです。テーマ投資folio VRがユーザー一人ひとりに適切な運用プランを提供するため、初めて投資する人でも安心です。
さまざまなジャンルを選んで好きなテーマに投資できる仕組みであり、やることはテーマを選ぶだけであるなど初心者でも始めやすくなっています。
Subversive Metaverse ETFは、PUNKとよばれるアクティブ運用が特徴のメタバースETFです。Meta Platformsに対して、ETFの時価総額の1%未満をショートするといったほかのETFではないような方針が特徴です。
メタバースETFには近年多くの企業が参入しており、それに伴ってユーザーも増え続けています。今後はインターネット環境がさらによくなり、世界中のユーザーとコミュニケーションをとれるようになるであろうことからも、今後10年で20倍の市場規模になると予想されています。
銘柄ごとにそれぞれ特徴が異なるので、自分にあったものを選ぶようにしましょう。また、メタバースETFは常に進化しているので、常に最新情報を確認することをおすすめします。
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