【2022年最新版】メタバース構築でおすすめのプラットフォーム10選!選び方のポイントも紹介

メタバースとは、Web上に存在している仮想空間またはその仮想空間で提供されているサービスです。仮想空間では自分の分身であるアバターを使ってユーザー同士で交流したり、仕事やゲーム、買い物など現実と変わらないことが体験できます。

さらにはビジネスや買い物、そのほかさまざまなイベントなど現実では難しいことでもWeb上で自由自在に行うことができます。本記事では、メタバースの活用方法や空間構築をする上で必要なプラットフォームを紹介します。自社のニーズにあったメタバースを構築できるプラットフォームを選ぶようにしましょう。

 

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    メタバースの活用術は4つ

    メタバースの活用術は4つ

     

    メタバースの主な活用方法には次の4つが挙げられます。

    • オンラインゲーム
    • バーチャルイベント
    • バーチャルライブ
    • オンライン会議

    それでは、それぞれの活用法について詳しく説明していきます。

     

    1.オンラインゲーム

    マインクラフトやフォートナイトなど、さまざまなメタバースゲームが人々に楽しまれています。

    メタバースを取り入れたゲームは、ボイスチャット機能を活用することで、実際に現実世界で他の参加者たちと話しているような感覚で楽しむことができます。また、世界中のプレーヤーと自由に交流できるのも大きな特徴です。

     

    2.バーチャルイベント

    バーチャルイベントでメタバースを活用するとWeb上でイベントを開催できるため、離れた場所にいる人でも気軽に参加できます。同一空間に大人数が集まり、ボイスチャット機能を用いてコミュニケーションをすることが可能です。

    さらに、コミュニケーションにはアバターを用いるため、顔や実名を出すことや、実際に会うことに抵抗がある人でも安心して参加できます。

     

    3.バーチャルライブ

    メタバースを導入したバーチャルライブの特徴は、いつでもどこでもライブを楽しめることです。新型コロナウイルスの流行や悪天候の中でも、メタバースを活用したバーチャルライブであれば、中止にする必要がありません。遠くに住んでいる人が手軽に参加できるのも大きな特徴です。

     

    4.オンライン会議

    メタバースを使ったオンライン会議においては、参加者がアバターを使うことによりお互いの反応を確認できるメリットがあります。ほかにもVRゴーグルを使った臨場感のあるメタバース空間を共有できるなど、さまざまな活用方法が挙げられます。

     

    メタバース構築におけるプラットフォーム選びのポイントは3つ

    メタバース構築におけるプラットフォーム選びのポイントは3つ

     

    メタバースを構築する上では、プラットフォーム選びが重要です。そこで、特に意識するべき次の3つのポイントを説明します。

    • 構築実績
    • ジャンルの専門性
    • サポート体制

     

    ポイント1.構築実績

    プラットフォーム選びにおいてまず重要なのが構築実績です。実績が豊富であれば、それだけプラットフォームに対する安心感や信頼性が高まります。

    しかし、ただ実績豊富なプラットフォームであるだけではなく、自分たちのニーズに近い導入事例が多いサービスを選ぶようにしましょう。導入目的に近い実績があるプラットフォームであれば、、それだけスムーズなメタバースの導入が可能です。

     

    ポイント2.ジャンルの専門性

    プラットフォーム選びの際には、運営している企業のさまざまな機能を確認するのはもちろんですが、それ以外にも、サポート体制やセキュリティ体制などの専門性を把握する必要があります。

    もしも構築しようとしているジャンルが専門的であれば、それに対応できるプラットフォームを選びましょう。

     

    ポイント3.サポート体制

    メタバースを構築する上では、専門のサポートが必要になることがあります。

    そのため、サポートが充実したプラットフォームを選ぶことが重要です。特に、はじめてメタバースを構築する場合やプラットフォームを利用する場合は、サポートがないとスムーズな構築ができない場合があります。

    さらに、構築できても故障をはじめとしたトラブルはつきものです。そのようなときも、サポートが充実しているプラットフォームであれば、スムーズなメタバース運用をすることができます。

     

    メタバース構築でおすすめのプラットフォーム10選

    メタバース構築をするためのプラットフォームにはさまざまな種類があります。特におすすめのプラットフォームを10種類紹介するので参考にしてください。

     

    プラットフォーム デベロッパー 公式サイト
    XR CLOUD monoAI technology https://xrcloud.jp/
    cluster クラスター https://cluster.mu/
    Synamon Synamon https://www.synamon.jp/
    xambr ambr https://ambr.co.jp/
    EventHub EventHub https://eventhub.jp/
    Enjin Network Enjin Inc. https://ja.enjin.io/
    Everdome Robert Gryn / Jeremy Lopez / Bally Singh https://everdome.io/
    NeosVR Solirax Inc. https://neos.com/
    VRChat Graham Gaylor / Jesse Joudrey https://hello.vrchat.com/
    Horizon Workrooms Meta(旧 Facebook) https://www.meta.com/jp/ja/work/workrooms/

     

    1.XR CLOUD

    1.XR CLOUD

    引用:XR CLOUD

     

    XR CLOUDは、アバターや装飾などユーザーのニーズに合わせてカスタマイズ可能なメタバースプラットフォームです。さらに、業界最大規模のイベントを開催できるのが大きな特徴です。メタバース初心者でも、イベントの企画や制作、開発まで進めることができます。

     

    2.cluster

    2.cluster

    引用:cluster

     

    clusterは国内発のバーチャルSNSであり、プログラミングの知識がなくても簡単にメタバース空間の作成が可能です。メタバース空間では、アバターを使ってさまざまなイベントに参加できます。ここで作成したメタバース空間は、そのままcusterへ投稿して、ほかのユーザーが参加できるようにすることも可能です

     

    3.Synamon

    3.Synamon

    引用:Synamon

     

    Synamonは、アプリ同士で共通のアバターやユーザーIDを利用できるようなオープンな環境のあるメタバースが構築できるメタバースプラットフォームです。PC以外にも、VR機器やスマートフォンなどさまざまなデバイスで利用可能であるほか、同時に100人まで参加できるイベントを開催できます。

     

    4.xambr

    4.xambr

    引用:xambr

     

    xambrは、拡張性が高く品質が高い仮想空間を実現できる法人向けメタバース構築プラットフォームです。メタバース構築に必要な機能が揃っており、快適なバーチャル空間を構築できます。Oculus Quest 2をはじめとして、さまざまなVRデバイスでも利用可能です。

     

    5.EventHub

    5.EventHub

    引用:EventHub

     

    EventHubは、ウェビナーやMA連携、イベント運営などを完結できるプラットフォームです。チャットやライブ動画、メール配信、アンケート配信、ブース出展などイベント運営に必要な機能が揃っています。

    その他にも、カンファレンスやウェビナー、展示会などさまざまなイベントに活用可能です。

     

    6.Enjin Network

    6.Enjin Network

    引用:Enjin Network

     

    Enjin Networkは、イーサリアムブロックチェーンをベースとしたメタバースの開発ができるプラットフォームです。メタバース内にあるアイテムには、NFTを利用するために必要な技術スタックが揃っています。

    世界各国の開発者が取引をするだけでなく、実際に収益化もおこなっていることから、世界中の多くの企業が出資や参加をしています。

     

    7.Everdome

    7.Everdome

    引用:Everdome

     

    Everdomeは、火星に設立された宇宙都市を舞台としている珍しいメタバースプラットフォームです。アバターやアイテムの再現度が高く、リアルな仮想空間で臨場感あふれる体験ができます。ゲーム内で使える通貨である「DOME」を用いて、ゲーム内の不動産の購入や広告の出稿も可能です。

     

    8.NeosVR

    8.NeosVR

    引用:NeosVR

     

    NeosVRは、チェコの企業が開発したソーシャルVRプラットフォームであり、2022年現在、無料で提供されています。自由度が高いプラットフォームでありながら、アプリだけで完結する簡単さも特徴の1つです。そのため、高いスキルがなくても十分に楽しむことができます。日本にもコミュニティーがあり、多くのユーザーがいます。

     

    9.VRChat

    9.VRChat

    引用:VRChat

     

    VRChatは、仮想空間でイベントに参加したりアバターを着替えたりすることができる、いわば典型的なメタバースプラットフォームです。利用するためには、VRに対応しているゴーグルかWindowsパソコンが必要です。頻繁にイベントが開催されていることでも知られており、イベント情報はVRChatイベントカレンダーで確認できます。

     

    10.Horizon Workrooms

    10.Horizon Workrooms

    引用:Horizon Workrooms

     

    Horizon Workroomsは、Meta(旧Facebook)が開発したビジネス向けのメタバースプラットフォームです。参加者がアバターを操作することにより、バーチャルルームでミーティングを開催できます。パソコン以外にもスマートフォンでも利用可能であり、特別な機材が不要であることも大きな特徴です。

     

    まとめ

    メタバースをオンラインゲームやバーチャルライブ、バーチャルイベント、オンライン会議などに導入することにより、仮想空間においてあたかも現実世界と変わらないような動きができます。

    例えば、買い物をしたりイベントに参加したり、さらに大人数でミーティングをおこなうことができるなど、最近ではビジネスにも利用されています。

    メタバースにはさまざまなプラットフォームがあり、経験やノウハウがなくても構築が可能です。プラットフォームにはそれぞれ特徴や用途があるため、自社のニーズにあったものを選ぶようにしましょう。

    次のページでは、メタバース開発に強いシステム開発会社10選を紹介しています。依頼する会社の選び方も解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

    メタバース開発に強いシステム開発会社10選!依頼する会社の選び方も紹介

     

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