【初心者向け!!】OpenSeaアプリ版の使い方・設定方法を徹底解説します!
OpenSeaはスマホでも利用できる
OpenSeaでは基本的にイーサリアムチェーンを利用することになるため、出品時にはガス代がかかります。また、ガス代はイーサリアムチェーンは需要によって価格が変動します。
本記事ではガス代を含めたOpenSeaの初期費用について解説します。また、手数料やガス代についてよくある質問も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
基本的にOpenSeaで作品を出品する際の手数料は無料です。しかしNFTを購入する際はブロックチェーン技術を使っており、作成にあたって作品にイーサリアムの契約情報を付与させなければNFTにはなりません。
そのためOpenSeaのプラットフォームでの出品は無料でできても、ブロックチェーンのマイニング業者に対してガス代(手数料)を払う必要があります。
OpenSeaではNFT作品の売買取引が成立した時にはじめてトランザクションがブロックチェーンに記録されます。そのため出品時に手数料はかかりません。
ガス代は販売額の2.5%で出品者はガス代が差し引かれた金額を受け取ることができます。
NFT作品を出品し、販売するためにはOpenSeaのプラットフォームが出品するNFT作品またはそのNFT作品が所属するコレクションにアクセスできるよう権限を付与しなければなりません。
この時に、出品手数料とは別にガス代がかかります。1度NFT作品が所属するコレクションへのアクセス権の付与が完了すると、2回目以降は同じコレクションからのNFT作品の出品の際には署名を求められるだけでガス代はかかりません。
ガス代とは、イーサリアムのネットワークである、イーサリアムチェーン利用時に発生する手数料です。
OpenSeaは、基本的にイーサリアムブロックチェーンを利用しているため、OpenSea利用時にガス代が発生します。ガス代はイーサリアムチェーンの需要によって価格が変動し、Gweiと呼ばれるGAS代の単位で管理されています。
ガス代は下記の公式で求めることが可能です。
Gas Limit × Gas Price(gwei)
→トランザクションに使用する最大のガス量のこと。単位はGasで表す。
何か問題が起きた際に無限にガスが支払われないようにするためのもので、最低21,000Gas必要。
→1GasあたりにいくらETHを支払うか決めるもの。単位は一般的にGweiで表す。
1Gwei=0.000000001 ETH。
ガス代の現在価格を確認できるサイト「Eth Gas Station(イーサリアム ガスステーション)」を紹介します。
Eth Gas Station→https://ethgasstation.info/
このサイトでは、アクセス時の混雑状況に対応したガス代の目安が分かります。「Recommended priority fee in Gwei」の「Gas Price(legacy)」を見れば分かります。
出品時にかかるガス代は以下の6通りあります。
購入時にかかるガス代は以下の5通りあります。
ガス代が安い時間帯は日本時間で15時~19時頃と言われています。日本時間で15時~19時はアメリカでは夜中です。
NFTや仮想通貨といったカテゴリーは、アメリカで多く取引されているため、この時間帯の取引量が少ないと考えられます。今後様々な国がNFT市場に参入して、さらに規模が大きくなる可能性が大いにあります。
そうなると取引量が少ない時間帯は変わってくるかもしれませんが、現時点では日本時間の15時~19時がガス代が安いタイミングかもしれません。
買いたいNFTがイーサリアムにしか対応していない場合は諦める他ありませんが、PolygonというネットワークのNFTを購入する場合は、ガス代負担が劇的に軽減されます。
PolygonはイーサリアムブロックチェーンにこだわりがないのであればPolygonブロックチェーンをおすすめします。
ETHの価格は変動しているので価格が低下したタイミングで購入するものおすすめします。ETHの価格は各種取引所で確認することができます。
ETHの価格変動は大きいです。価格下落時に取引することで実質的なガス代コストを低減するのもおすすめです。
取引を行う際、メタマスクの設定を低速に変えることで、取引速度が遅くなる代わりにガス代が少し下がります。
決済時にメタマスクが起動しガス代を確認する画面で「編集」をタップすると、取引速度が選べるようになるので「Low」に設定することでガス代を少し抑えることができます。
ガス代は毎回発生するものではありません。OpenSeaに出品する際、イーサリアムでは「初回のみ」ガス代がかかります。
2回目以降の出品時には、ガス代はかかりません。Polygonを使えば初回からガス代はかからず出品することも可能です。
イーサリアムのガス代は、複数サイトで調べられます。
ETH GAS STATION のほかにも、Ethereum Gas Price Chart などがあります。これらのサイトを見れば、リアルタイムでイーサリアムのガス代を確認できます。
基本的にすべての取引においてガス代が無料のNFTマーケットプレイスはありません。しかし、NFTマーケットプレイスによって、取引ごとにかかるガス代の額も大きく異なります。
頻繁に出品・購入する場合は出品・購入にかかるガス代が無料のOpenSeaを、コレクション作成をする場合はクリエイター側の手数料が安いRaribleを選ぶなど、目的に応じてNFTマーケットプレイスを使い分けましょう。
上記でも述べておりますが、ガス代が安い時間帯は日本時間で15時~19時頃と言われています。今後また時間は変わるかもしれませんが、現時点では15時~19時がおすすめの時間です。
OpenSeaでNFT作品を出品する際、出品そのものには手数料はかかりませんが初期費用がある程度かかります。またイーサリアムの準備など必要なものを事前にそろえておかければなりません。
ブロックチェーン技術を使ったNFTのアート作品が販売できるOpenSeaは、今後世界中のアート購入者やアーティストたちから注目を集めることが予想されます。自身のデジタル作品を販売したいと考えているアーティストは、ぜひOpenSeaの利用を検討してみてください。