【初心者向け】Foundationとは?特徴や購入までのステップ、買い方や使い方に関するQ&Aも紹介!
Foundation(ファウンデーション)とは?
Raribleとはアート作品が中心に取り扱われているNFTマーケットプレイスです。昨今、急成長しているRaribleでNFTを買うにあたり、いくつかチェックしておきたい特徴もあります。そこで、本記事ではRaribleの概要や特徴、具体的な買い方について解説します。また、関連するO&Aについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
引用:Rarible
Raribleとは、ロシアのモスクアを拠点とし、アート作品が中心に取り扱われているNFTマーケットプレイスです、
Raribleは単にブロックチェーンを使ってアートやデジタルアイテムを収集するためのプラットフォームではなく、RaribleのERC-20ガバナンストークンであるRARIを発行しています。
ほかのNFTマーケットプレイス同様、RaribleではNFTの発行・売買が可能ですが、Raribleでは出品者が購入希望者にコンテンツのプレビューや予告編などを提供し、購入者がそのNFTを購入した場合、コンテンツのフルバージョンを公開する仕組みなどがあります。
RARI(ラリ)とはRaribleのガバナンストークンです。RARIトークンも同様に非代替性トークンであり、それ自身が独自のものとして区別されています。
市場流動性マイニングとは、ユーザーがRaribleで販売または購入するだけでRARIをマイニング(採掘)する仕組みのことです。
言い換えればRaribleプラットフォームにて取引すると、RARIトークンを獲得することができるということです。RARIトークンの発行総数の上限は2,500万枚となっており、その内訳は以下の通りです。
このように、市場流動性マイニングと投資家およびチームが、発行量のうち9割も占めています。
市場流動性マイニングが60%と大きいですが、これはRaribleプラットフォームへの積極的な参加を促すことを目的としています。
Rarible(RARI)のこれまでの価格推移を見てみましょう。下のチャートは2020年10月~2021年3月末までのRARI/USDTチャートです。
2021年2月に入るまでは、1USDT~4USDTの間で長期間にわたって価格が停滞していました。その後、Raribleは価格が10倍ほどになるまで高騰し、3月には40USDTを超えるほどまでに上昇しました。
しかし、価格上昇は長くは続かず、現在は仮想通貨市場全体で下落に連動して、約3USDT付近まで下落を決めています。
Raribleでは、Rarible内で購入・売却といったアクションを行うと、Raribleが発行しているRARIというトークンを獲得することができます。配布の割合は各条件などによって異なっているため、配布される数量は一概に言えません。
しかし、基本的にRaribleを利用したら、買いでも売りでもRARIをゲットすることができます。有名なOpenSeaでは実装されておらず、Raribleの特徴的な点に挙げられるでしょう。
なお、次のページでは、OpenSeaでNFTを買う手順を図解付きで解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
参考:【初心者向け!!】OpenSeaでNFTを買う手順を図解付きで解説します!
Raribleでは、NFTの作成時に二次流通におけるロイヤリティを設定することが可能です。
つまり、自身の作品が転売された際の利益を一定程度確保することが可能で、アーティストのインセンティブ強化が期待できます。このロイヤリティのせて地辞退は、OpenSeaなどでも可能になっており、Rarible独自の特徴ではありませんが、NFTマーケットプレイス全体の特徴的な点に挙げられるでしょう。
ただし、このロイヤリティについては、あくまで「Raribleにおける二次流通」限定となっています。他のマーケットプレイスで該当するNFTが売買された場合には、ロイヤリティを手に入れることはできません。
Raribleでは、2021年に新しく追加された機能で、無料でNFTを作成することが可能になりました。
これまで、RaribleにおいてNFTの作成するにはガス代が必要でしたが「Lazy minting」という機能の実装によって、そのガス代が必要なくなりました。厳密には、RaribleにてLazy mintingを利用すると、購入時にNFT化(ミント)されることになり、その際のガス代は購入者サイドが支払うことになります。
また、他のNFTと同じように出品欄に表示されるものの、データ自体はIPFSという分散型ストレージ保存されます。「Raribleに作品を出してみたけど、ガス代が高い」と思っている方には、Lazy mintingを利用してみるのもおすすめです。
最大手のNFTマーケットプレイスのOpenSeaでは、NFTのコンテンツの元となるメタデータを自前のサーバーで管理してます。
中央集権的な方法で元となるデータを管理しているため、OpenSeaがサービスの提供を終了すると、NFTのコンテンツが閲覧できなくなる可能性が否定できません。Raribleは、デフォルトでストレージに分散型ファイルシステムのIPFSを利用しているため、上記のようなリスクが軽減されます。
Raribleを利用するには、準備としてウォレットと接続する必要があります。
代表的なウォレットは「メタマスク(MetaMask)」です。メタマスク(MetaMask)について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Raribleにアクセスすると、さまざまなNFTが出てきます。まずは、購入するアイテムを選択しましょう。選択後、商品の詳細画面に映ります。
商品の詳細画面にページが切り替わったら、右下の「Buy now」を押すと支払い画面になります。
支払い画面で手数料を確認し、支払いに進むとウォレット(メタマスク等)が起動します。確認を押すと取引が始まるため、トランザクションの完了を待ちましょう。
取引が完了すると「ステータスが成功」と表示されて、取引完了となります。
Raribleでクレジットカードを利用することは可能です。「Add founds Master VISA」をクリックすると、クレジットカード支払い画面へ移動します。
クレジットで決済する際、2種類の手数料が引かれます。
クレジットカード決済手数料は3%で、仮想通貨決済よりも高くなることが想定されるので注意しましょう。
Raribleでかかる手数料は以下の3つがあります。
RaribleはNFT発行時のガス代は出品者側はかかりませんが、購入者には手数料がかかってしまいますのでしっかり確認しましょう。
Raribleに限ったことではありませんが、盗用された作品などがNFTとしてマーケットプレイスに出品される事例が相次いでいます。
ゲーム内で価値を持つNFTと同じ画像(画像が同じなだけでなんの価値もないNFT)を使って勘違いを狙った出品なども行われています。特に高額なNFTを取引する際は、リサーチを徹底することをおすすめします。
Raribleの主なコンテンツとして「Explore(探索)」と「Activity(活動)」があり、2つは会員登録しなくても使用可能です。
最初にNFTを買うのが不安な方でもRaribleを楽しめるので、不安な人はまず会員登録が不要なコンテンツから入ってみましょう。
Raribleのデメリットとしては、下記3つが挙げられます。
Raribleは2020年にできた新しいNFTプラットフォームですが、最大手の「OpenSea」にも引けをとらない人気なプラットフォームです。
購入・出品も難しくなく、オークションやフリマサイトに出品する感覚で行うことができます。独自トークンのRARIも、ここ一年で価値がおよそ10倍になり、今後さらに注目を浴びることでしょう。ぜひRaribleでNFTを購入してみてください。
なお、次のページでは国内NFTマーケットプレス一覧にしてまとめています。ぜひこちらも参考にしてみてください。
【2022年9月版】国内NFTマーケットプレス一覧(40種類)をわかりやすくまとめました!