NFTによるマーケティングの可能性を探る!実例から見えてくる将来とは?

新たな販路拡大につながるとして注目が集まるNFTマーケティング。ブロックチェーンの技術をもとに複製や改ざんができないため、信頼性の高い流通を見込めます。

一方で、法整備が進んでおらず、うかつに手を出してしまうと被害を被る可能性があり注意が必要です。そこで、本記事ではNFTマーケティングの可能性を探りながら、実例から見えてくる将来と注意点を解説します。

 

NFT

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    NFTとは

    NFTとは「Non-Fungible Token」の頭文字を取った言葉であり、日本語では「非代替性トークン」と訳します。非代替性と名付けられた由来は、ブロックチェーンの中でたった1つだけ存在していることが保証されるデジタル資産であるからです。

    NFTはデジタルアートとして流通しているケースが多く、転売(2次流通)が発生すると手数料の一部が最初の保有者に還元されます。これは、NFTがブロックチェーン上で複製や改ざんがされず、安全に管理されているからこそ成り立つ仕組みです。

    NFTに関する詳しい内容は次のページでも解説しています。

    【初心者必見!】NFTとは?特徴や仕組みをわかりやすく解説します!

     

    NFTがマーケティング領域に与える影響

    NFTの流通は、バーチャルな商品の売買や配布によって新たな市場を生み出すと予想されます。

    NFTは物理的な距離や隔たりを取り払い、これまで実現が困難であった領域でのビジネスが展開できる可能性があります。特に、NFTによるファンマーケティングの活性化には注目しなければなりません。

    例えば、クリエイターやアーティストからファンに対してNFTを売買するとしましょう。この場合、コアなファンはより希少価値の高いアイテムに投資するはずです。

    事実、マクドナルドはマックリブ発売40周年を記念して「マックリブNFT」を限定発行したところ抽選は殺到し、大いに盛り上がりました。このような成功事例を見ても、NFTマーケティングは高いポテンシャルを持つといえるでしょう。

     

    NFTを活用したマーケティングに取り組む際の3つの注意点

    NFTマーケティングに取り組む際の注意点として、次の3つが挙げられます。

    • PR効果だけを狙うと反発を招く可能性がある
    • 段階的なアプローチが必要となる
    • 法的位置づけや法規制が不明瞭である

    新たな技術であるNFTは、マーケティングにおける正攻法が通用しない可能性もあります。また、法の整備も追いついていないことから慎重に進めなければなりません。ここでは、それぞれの詳しい内容について解説します。

     

    1.PR効果だけを狙うと反発を招く可能性がある

    NFTを活用したマーケティングは、PRだけを狙うと反発を招きかねません。短絡的に「ブランドがNFTを出した!」と注目を集めるだけでは中身が伴わず、購入者の反感を買う可能性があります。

    そのため、NFTについて時間と労力をかけて学び、マーケティングにどのように活かせるのかを慎重に検討する必要があります。ユーザーの期待を超えるコンテンツがあって初めてNFTマーケティングの効果は発揮されるでしょう。

     

    2.段階的なアプローチが必要となる

    NFTによるマーケティングは、いきなり莫大な収益を上げられるとは限りません。段階的にアプローチし、育てる必要のあるプロジェクトです。

    地道なマーケティングや価値を高める施策に取り組み、丁寧に全体をデザインする必要があります。クオリティの高いプロジェクトを実現させるためにも、関わるデザイナーやマーケターとの入念な打ち合わせが欠かせません。

     

    3.法的位置づけや法規制が不明瞭である

    日本国内のNFTの法的位置づけや取引に関する法規制は、現在でも不透明なままです。日本では、データのように実体のない物については所有権が認められていません。

    そのため、売買時にトラブルが起こった場合、著作権法や民法上は権利を主張できない可能性があります。NFTに携わるイノベーター層は、常に法律に関する注意が必要です。

     

    NFTを軸としたマーケティングの実例3選

    ここでは、NFTを活用したマーケティングの実例として、次の3つを挙げました。

    • ADIDAS&PRADA
    • GAP
    • BUDLIGHT

    どの事例も再現性があり、マーケティング施策の参考になるものばかりです。それぞれの詳しい内容について紹介します。

     

    1.ADIDAS&PRADA

    「adidas(アディダス)」と「PRADA(プラダ)」は、初のオープンメタバース&ユーザー参加型のNFTプロジェクト「adidas for Prada re-source」を発表しました。具体的には、ファンが自身でイメージしたブランドの画像を投稿するようキャンペーンを打ち出したのです。

    さらに、画像を投稿するとNFTコラージュ作りに参加できるプロジェクトを企画し、その結果として3,000点以上の応募作品が集まりました。そして、生み出されたNFTコラージュをオークションで販売し、選ばれた作品のデザイナーには利益の一部を支払うことで収益化に成功しています。

    参考:アディダスとプラダによるNFTプロジェクト始動、ユーザー参加型で3000人と共同制作

     

    2.GAP

    世界中で約4000店を持つファッションブランドの「GAP」では、デジタルで作成したパーカーのNFTを発行して販売しました。そして、パーカーのNFTをある組み合わせで購入者にレアなNFTを優先購入できる権利を付与したのです。

    優先購入の枠には実際に着用できる本物のパーカーも含まれており、リアルとデジタルの双方向で楽しめる企画になっています。GAPはこの体験をゲーム化し、NFTをより多くのお客さんに購入してもらえるよう、開発を進めるとしています。

    参考:「ギャップ」が初のNFTコレクション 環境に優しいテゾスを採用、約1000円相当から – WWDJAPAN

     

    3.BUDLIGHT

    海外ビールのブランドである「BUDLIGHT」は、アメリカンフットボールの年間チャンピオンを決める大会「スーパーボール」を利用し、新商品と商品に関するNFTを売り出しました。

    スーパーボールの広告効果は非常に高く、15秒のコマーシャル放映権は何百万ドルとされ、大会終了後の話題を狙って広告を打ったのです。宣伝効果は抜群で、NFTの購入特典である未発売のBUDLIGHTグッズの投票券は即完売となりました。

    参考:米ビール大手、「バドライト」の新NFTコレクションを発表

     

    今後もNFTマーケティングを取り巻く動向に注目

    今話題のNFTですが、マーケティングの分野に与える影響は今後も大きくなっていくでしょう。ファンアートやキャラクタービジネス、画像や音楽などさまざまな形式でユーザーに届けられ、さらなる市場拡大も予想されます。

    ただし、具体的なアプローチ方法や法整備などの面では不透明な部分が多いのも事実です。今回ご紹介した成功事例も参考にしながら、今後の動向に注目しましょう。

     

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